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zoom RSS ラオス バス事情

<<   作成日時 : 2006/04/03 10:22   >>

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画像鉄道がないラオスで一番発達しているのがバス路線である。

取り敢えず首都、ビエンチャンからは各県の県庁所在地行きのバスが毎日発着しているし、ある県から隣の県に行く路線も大体の場所で運行している。

以前はとんでもない悪路で、何時着くのかわからない果てしのない旅をせざるを得なかったラオスのバス旅も、近年、国内の主要道路が舗装化されたのを受けて、使用するバスそのものも良くなり、ラオスを旅する旅行者にとってはまあまあ楽に移動する事ができるようになった。

ラオスという国はもともと、国内の河川を利用した所謂河川交通が先に発達し、その後、道路整備が行われてきたという歴史を持つため、今現在でも道路整備と川に架かる橋の建設があちこちで行われている。

現在、ラオス国内を走っている最も良いバスは、ビエンチャンとパクセーやルアンパバーンを結ぶ国道13号線を運行しているVIPバスと言われているもので、バスはみな豪華なエアコン付きの2階建て。
そのサービスはバス会社によって多少違うが、夕食や飲み物、おしぼりサービスなどを行っている会社もある。
また、これらのバスは同じ路線を運行する普通のバスに比べると明らかに所要時間が短く、例えばビエンチャン〜パクセーという路線で見ると、普通バスが12時間ぐらいかかるところを、10時間で移動する事ができる。
朝出るやつもあるが、そのほとんどは夜8時過ぎに出発。
各社共、同じような時間に出発するため、バスターミナルには各社のバスがずらっと並び、壮観である。
(バスはよく似ているので、自分の乗るバスは特徴やナンバー、運転手の顔などを覚えておいたほうがよい)

が、この不安定(高重心)な2階建てバスは、お隣タイでも時々あるが、スピードを出すと更に不安定で、ちょっと前には、とあるバス会社のVIPバスがサワンナケートの郊外で転倒するという事故もあった。
最近では無茶な時間設定、無茶なスピードでの走行は見直されてきたものの、実際、これらのバスに乗ってみると、
「うわ〜、スピード出すなぁ〜」
と思うし、カーブを曲がる時など、タイヤが鳴ったりして恐怖を感じる事もある。

写真はおそらくVIPの次に良い、エアコン付きの普通バス。
2台並んでいるが、双方とも韓国製のバスである。

VIPバスは途中ほとんど停まらず、バスにトイレは付いているし、停まるのも決められたバスターミナルで、それ以外の場所で人が乗り降りする事はまずない。
が、VIP以外のバスは、道路で手を挙げれば停まってくれるし、降りる時も車掌に言えば、バスターミナル以外の場所で降りる事ができる。
便利と言えば便利で、今回もパクセーから乗ったアタプー行きのバスでは、僕もセコーンのセコーンホテル前で降ろしてもらった。
(実は手を挙げなくても停まってくれる。どうするのか?というと、ただ道路脇に荷物を置いておくだけ。運転手はちゃんと見ていて、荷物があれば「お!誰か乗るんだな」と、その近くにいるであろう乗客を探す)

が、人の乗り降りや荷物の積み下ろしが多いと、当然時間はかかる訳で、場合によっては通常の倍以上の時間がかかる事もあり得る。
特に田舎のほうでは時間に余裕を持って移動しないと、予定が大幅に変わる事も考えられる。

画像写真は以前に乗ったトラックバスだが、これも途中の町で荷物の積み下ろしをやっているところ。1時間以上ここで停まっていた。

ここでVIPバス以外のバスの運行形態を書くが、まず、旅行者が最も戸惑うのは

ラオスのバスは出発時間前でも出発してしまう

という事。

これはガイドブックなどにも書かれているが、運転手や車掌にとっては「時間を守る」という事より「乗客を確保する」という事のほうが優先されるという事情による。

逆に田舎町では、

乗客が集まらないと出発しない

という事もあり、その日、乗客が少ないと

「今日は出ないから、明日また来てくれ」

と言われる場合さえある。

上記のような事情があるため、移動の際は早めにバスの発着所(キウ・ロット)に行き、席を確保したら、食事やトイレ、タバコなどで席を立つ際はそこに何かしら置いておく。
これはラオス人の間でも行われている行為で、ラオス人のマナーとして、他人の荷物をどかしてまでそこに座る人はいない。
貴重品は怖いが、飲み物やハンカチ、帽子など、ちょっとしたものを置いておけば席を離れても大丈夫である。

バスが出発する際は大体クラクションを鳴らし、車掌が行き先などを連呼するが、前もって車掌と面識を持っておくと、外国人という事で相手も気にしてくれるので何かと都合が良い。
途中停車のあと、出発する時も声を掛けてくれたりする。

バスは出発すると、必ず契約しているガソリンスタンドで給油をする。
これは前々から
「ガソリンぐらい先に入れておけよー!」
と思っているのだが、VIP以外のバスは何故か今でもこのスタイル。
悪循環だと思うが、それがラオスのシステムなら仕方がない。

バスは基本的に左右2人掛けだが、混んでくると無理に3人座ったりもするし、更に混むとプラスチックの補助席が登場。
通路に荷物満載の時は、その荷物の上に座らされたりもする。
ラオス人は基本的に前のほうに座るたがるので、運転席近くが一番込み合う。
運転席脇にはエンジンルームの蓋があって、この上は女性がよく座っているが、冬は暖かく居心地がいい。
ただし、摑まるところがないため、カーブは辛い。

この手のバスはVIPと違ってあちこちに停まる。

トイレ休憩も特に決まった場所じゃなく、乗客からの要望や運転手本人の判断によって適当な場所で停まってトイレ休憩となる。
女性や男性でも大の場合は、それなりの準備が必要である。

長い距離を走るバスだと、途中で食事休憩もあるが、大体は店があるところで停まる。
たまに何もないところで停まる事もあるが、そういう時のために予めちょっとした食料を持参しておいたほうが良い。
また、途中で物売りの少女たちがバスに乗り込んできて食べ物を売る事も多い。
そういう少女から食べ物を買うのも手である。

バスは目的地が近くなると一度停車し、そこで料金を回収する。
(最近では走りながら行う場合も多い)

バスが目的地に着くと、ラオス人は我先に降りようとするが、多少降りるのが遅れても客が欲しいトゥクトゥクの運転手はきちんと待っているし、屋根の上やバスの横腹に載せた荷物を別の誰かが勝手に持って行ってしまう事もないので大丈夫。

さあ、あとはトゥクトゥクの運転手との料金交渉である。

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