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zoom RSS 湖をゆく。

<<   作成日時 : 2007/12/31 17:01   >>

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翌日はソンテウ(乗り合いの小型トラック)に乗り、Talatに向かう。

13号線を北上し、ポーンホーンの三叉路で右折。
ラオス最大の人造湖、ナムグム湖へと向かうのだ。

Talatまで1時間。Talatのキウ・ロットに着くと、すぐにナムグム(地元の人はター・クワンという)行きのトラックが待機していた。

ここに来るのは何年ぶりだろう、確か初めて来たのは97年だったはずだ。

久しぶりに見る湖の風景は10年前とちっとも変わってなかった。
すこし小奇麗なレストランが増えただろうか。

ソンテウを降り、道を下っていくと、バイクに乗ったお兄ちゃんが
「Where Are You Go?」
と声をかけてきた。
彼の名前はKalamn。
家は小さな食堂をやっていて、彼はこの町に3人いるという湖を行くボートトリップの船頭だそうである。
英語はTalatの町にある英語教室で少し習ったけど、まだ全然下手くそだよと言って頭をかく。

とりあえず彼の店に行って、そこでトムヤムパー(魚のトムヤム)とカオニャオを頂く。
ボートトリップは1時間10$が相場。
しかし、せっかくだから時間をかけてあちこちを回ってもらう事にする。
一人だとどうしても高くつくのはやむを得ない。

宿泊は湖の中にある島、Don Dok Khoun Khamにあるゲストハウスに決め、まずはそこに荷物を降ろす。
島まではおよそ10分。
昔、行った時とは場所が違っていて、聞いたら4年前に移ったのだそう。
見晴らしのいい2階の部屋で、良かったが
「鍵をくれ」
と言うと、この部屋は鍵がないそうである。
「え?ないの?」
と言うと、
「ボーペンニャン(大丈夫)、誰も来ないから」
と言って、貴重品だけは持って行ってねと付け加えた。
まあ、ボーペンニャンなんだろう。

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それにしてもこの湖はでかい。
ポンポンポンポンと音を立てて進む、彼の小船は歯がゆいほどの遅さで鏡のような湖面の映像を切ってゆく。

知らなかったが、ラオス南部のメコン川にあるシーパンドン(4000の島)のように、ここにも凄い数の島が存在する。
ナムグム湖は、日本の援助により完成したダムによってできた人造湖であるが、この島の数を見るにつけ、ものすごく起伏に富んだ地形をダム建設地に選んだのだなぁ〜と思う。

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彼のツアーでは、岩で出来た島、Phu Uwan、Phu Tao、対岸にある少数民族の村、Ban Huay Phun、水中伐採の現場、刑務所となっている島、展望台などを回った。

写真はPhu Uwan。
岩で出来た島の上に木々が覆い茂り、岩に沿って水中まで根をおろした様子は、まるで天空の城ラピュタのよう。

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少数民族の村はあまり特徴がなく、面白くなかったが、村に生っていたスターフルーツは完熟で美味しかった。
彼は勝手に採って僕にくれたが、特に村の人も何も言わなかったなぁ〜。

水中伐採も初めて見た。
と言っても、実際に木を切っているのは水中深くなので見る事ができないが、男達はクレーンがついた専用の船でポイントまでやって来ると、ウェットスーツを着て湖に潜って木を切って来る。
それを船についたクレーンで引き上げるのだ。
ここは木を切る前に水を入れてしまったため、今でも多くの木々が湖の中に沈んでいる。
それを今、わざわざ潜って切り出し、木材として売っているのだ。

刑務所の島に差し掛かってカメラを構えると、うしろでKlamnが
「ボダイ」(駄目だよ)
と言う。
遠くからちょこっと撮ったけど、やはり警官がいるので、うるさいそうだ。

ボートトリップが終わると、彼はちょっとだけシャワーを浴びるので待っててほしい。
そのあと、プーサオ(女)がいる店にビールを飲みに行こうと言う。
だぁ〜、やっぱりプーサオと来たかぁ〜。
実は彼の店で食事をした時も、彼の母親が普通に
「アウ・プーサオ・ボー?」(女はいるか?)
と言って、実際、どういう関係かはわからないが、おそらく20代の女の子が店に来ていて、どうだ?みたいな事を言われたんだった。
「いや〜、奥さんが怖いからね〜」
なんて言って、笑い話にしたものの、またここで彼が話を蒸し返してきた。

でも、なんかね、どうとでもなるような気がした。
彼はまだ19歳と言うし、もし本気で怪しい店なら
「コイ・ボー・マック)(自分は好きではない)
と言って、別の健全な店に行けばいいだけの話だし。

で、彼のバイクに乗って店に向かうと、Talatの町を通り越してどんどん進む。
一体どこまで行くんだ?と思っていると、ようやく辿り着いたのは、長閑な田んぼの風景の中にあるとてもきれいなレストランだった。
まったく普通のレストラン。
彼は友達とよく来ると言う。

なんだ、そういう事か。

つまり、このレストランはこの辺の若者の間で今流行の最もトレンディーなスポット。
彼と食事をしていると、すぐに彼の友達がグループでバイクに乗ってやって来た。
店にある大型モニターにはタイやラオスのVCDの映像が流れ、店内には最新のポップスが流れる。
彼ら若者はここで食事をしながらビールを飲み、友達とふざけあい、タイやラオスの歌を一緒に歌う。
「プーサオも来るから」
彼が言うには、オカマの友達がいて、彼はいっぱい女友達がいるから連れてきてもらうよと言う。

ははは、なんだか言ってる事がすごくかわいい。

しかし、しばらくいたものの、先に酔いのほうが回ってしまい、帰りは寒くなりそうだったので、
「もう、プーサオはいいから」
と言うと、
う〜ん、おかしいなぁ〜、もうそろそろ来るはずなんだけどなぁ〜。
などと言っていたが、
いいよ、いいよ、帰ろうと言って会計を済ます。

表に出る直前に入り口近くのグループに声をかけられ、そこには女の子もいて、彼らと一緒に再びビールを飲んだが、なんかみんな友達同士という感じだった。
適当に話をし、
「ありがとう、でもそろそろ帰るね。もう眠いからさ」
と言って席を立つ。

なかなか青春してるね、ラオスの若者達も。

ボートは真っ暗の中、湖の上を島へと進んだ。
島ではランタンを持ったゲストハウスのおばちゃんが出迎えてくれた。
でも、まだ夜8時。
今日は熟睡できそうだ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
気持ちがいい旅をしていますね。でもラオスはホント、健全に睡眠がとれますね。私もルアンバパーンでは8時過ぎにには熟睡モードでした。もっとも托鉢を見たさに朝は早かったですけどね。
ito-ani
2007/12/31 21:19
托鉢、見れましたか?
あれは見る場所の選定が難しいですね。
僕も来月にはルアンパバーンの托鉢を見に行きます。
Gucchi
2008/01/01 15:21

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