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zoom RSS ボランティアと自由意思

<<   作成日時 : 2011/03/07 17:26   >>

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ボランティアとは、無償の奉仕活動、或いはその活動を行う人。

なのですが、実際にやった経験から言うと、これがなかなか複雑です。

まあ、無償で奉仕活動をするっていうのは個人の自由意思なので、
「やりたい!」
と思えば、誰にでもできる…筈です。

が、例えば、個人で街の美化のためにゴミを拾っているとか、そういうのであれば個人活動も可能ですが、大抵は福祉施設とか、NPOとかのボランティア募集に応募してっていうパターンのほうが多いと思います。

と、これは自分でも経験した事なのですが、そういう組織の場合、先に書いたように複雑な面が見えてくるのです。

ここからはちょっと辛辣な事を書きますが、これはあくまで客観的に見た場合、そういう側面があるという事で、必ずしも全ての福祉施設やNPO法人の人がそういう風に思っているとか、実際に自分がそういう扱いを受けたとか、そういう話ではありません。

まず、ボランティアをすると、単純に自分の居場所が生まれます。
感謝される事が多いのと、人から必要とされるので。
これはボランティアに限らず、普通の会社においてもそうですが、人から必要とされるというのは喜びです。
逆に誰からも必要とされていない場所に居続けるのは、人としてなかなか困難な状況です。

では、今度は逆にボランティアを使う側から見るとどうなのか?と言うと、一番使いやすいのは
「言われた事に特に疑問を持ったりせず、きちんと仕事をこなしてくれる人」
です。
「え?そのやり方は違うんじゃないですか?」
などと一々意見してくる人は使いにくい筈です。

組織の場合、全体としての方向性や意思の統一が図られていないと何かと困るわけで、明らかに考え方の違う人というのは、それがボランティアであっても、足並みが揃わなくなってしまうので、使いにくい存在です。

ただ本来、個人のボランティアは自由意思でボランティア活動をしているわけなので、自分の思いを持っていて当たり前です。
「明らかにこれはおかしい」
と思っていても、それを口に出す事すらできないというほうがおかしいわけです。

なので、そういう組織のリーダーには、自分と違う考えを持った人も許容できる懐の深さが必要だったりもするのですが、相容れずに辞めたり、新たに組織を立ち上げるという場合もあるようです。

ボランティアは無償の奉仕活動と書きましたが、非営利団体でも職員になると給料は支給されます。
給料をもらってしまえば、普通の会社と同じく、組織の方針に合わせなくてはならないので、自由にものを言えなくなるかもしれませんが、ボランティアであれば(言い方は配慮する必要がありますが)、自分の価値観で参加するというのは、何ら問題のある行為ではありません。
協調は大事ですが、自分を曲げてまで参加する義務はないわけです。

さて、ボランティアと一言で言っても、その活動は様々です。
それこそ、お年寄りの手を引くから森林保護などの地球規模の話まで。
海外での活動も多いですが、これについて以前、旅先で会ったスウェーデン人から
「2年とかの期間を区切ってのボランティア活動っていうのはおかしい」
という意見を聞きました。
プロジェクトっていうのは必要ですが、公共事業のようにプロジェクトのためのプロジェクトになっているんじゃないかという指摘です。
ただ、一生関わっていくというのも、これはこれで大変な事です。
自分の家の近所での活動であればともかく、遠く離れた場所ともなると、なかなか家族も含めた自分の生活とボランティア活動が両立しないような気がします。
どちらかが疎かになってしまうような…。
先のスウェーデン人は
「ボランティアというのは生き方で一生関わるものだよ」
と言っていましたが…。

ここで前に戻りますが、自分は
「好きな時に好きなように関わる」
で良いと思っています。

写真を撮る場合でもそうですが、趣旨に賛同できたり、個人的に
「面白い!」
と思った事であれば、ノーギャラでの撮影というのもやらないわけではありません。
しかし、こちらの自由意思を無視して
「こういうのを撮ってほしい」
とか、もっと酷いのは
「営利目的でちゃんと利益を追求しているのに無償で…」
とか言う人。
ちょっと理解できません。

「予算がないので…」
「じゃ、カメラマンは雇えませんね」

ノーギャラでやる以上は好きなようにやらせてもらいます。

(写真は福祉施設時代に撮った写真)
(Nikon 35Tiで撮影)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
共感する所、多いにありです。
わたしも初めはお金を寄付することからはじめましたが、お金の代わりにとの思いで自らNGOに参加するようになりました。
かれこれ10年以上になったのですが、視点が変わったことで、今後どうするかを考え始めています。

また、ボランティアは無償奉仕という固定概念が強すぎるのは日本の理解が稚拙なところでしょう。NGOで働くこと=ボランティアでもありませんしね。
スウェーデン人が言った「一生続ける」ことには、個人的には賛同です。
一度何かを寄付して伊達直人(この字で合ってる?)を気取っても、寄付される方にとってはありがた迷惑にもなります。

またボランティアは豊かな人がするべきことで、自身が不遇なのにするべきではないとも言われます。これも一理ありますが、事を続けるには困難も付きものなので、この辺の兼ね合いが出来る人はかなり少ないという事でしょう。

長々と失礼しました。
そろそろラオスで何かに関わりたくなっている自分です。
そむちゃい
2011/03/07 19:52
今度はタイを起点にラオスとか、面白いと思います。
期待してます。
Gucchi
2011/03/08 17:37

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