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<<   作成日時 : 2011/09/29 10:48   >>

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なんか、中途半端になってしまっていた前回のラオスの旅の話。

ずいぶん間が空いてしまったが、残りの部分を書いていこうと思う。

ラオスでは
「行った事がないところに行ってみよう」
なんて事を繰り返している内に、既に全県に足を踏み入れているのだが、それでもまだまだ行った事がないところは多い。

しかし、そういうところは地図上のあちこちに点在してしてしまっているので、大体いつもラオスに行く時は1〜2箇所ほどそういうところを旅の行程の中に組み込むようにしている。

前回の旅の目的地はポンサリー県のウータイ(U-Tai)という集落だった。
ラオスの地図でいうと一番北のとんがったところ、かなり中国に近いところに位置している。
集落と書いたのは、ラオスには「町」という概念がないからだが、ラオス人はこのウータイ(南ウー)と、更にこの北に位置するウーヌア(北ウー)の二つを合わせて「ムアン・ウー」と言ったりもするから、そこそこの規模を持った集落である。

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自分がここに行きたいと思ったのは、以前、
「ウータイには木造の伝統家屋が建ち並ぶ」
という話を聞いたからで、最近、ラオスの失われゆく風景を写そうと思っている自分にとって、これは外せない場所だと思ったからだ。

しかし、行った事がないところは行ってみるまでその真相がわからない。

この話から自分が勝手に頭の中に思い描いたのは、以前行ったセコーン県のダクチュン(Dak Cheung)のように萱葺き屋根のロングハウスが建ち並ぶ風景であったが、実際に行ってみるとその映像は見事に打ち砕かれてしまった。

ひょっとしたら、集落のもっと外れのほうまで歩いて行けば、どこかにそういう風景を見る事ができたのかもしれないが、風邪をひいて熱もあった自分はとても遠くまで歩いて行く気力がなかった。

で、まあ、中心部だけを歩きまわった中で目にしたのがこの家屋。(写真)

ウータイにも宿はそこそこあったが、ラオス人経営の宿は2軒ぐらいで、ほとんどは中国人経営の旅社だった。
バスで着いてすぐ、自分が向かったところも中国人のおじさんが経営する宿で、ラオス語は全く通じなかったので、身振り手振りと筆談で部屋に案内してもらった。

食堂に関してもやはり中国人経営の店が主流。
簡素な木製のテーブルが2つ3つ置かれた店先には白菜や空芯菜などの野菜やリンゴなどの果物が無造作に置かれていて、店主も暇そうにしている。

ここに着いた初日、自分が入った店は中国人の女の子が切り盛りしている店で、夕方という中途半端な時間だったからか、それとも常にこうなのか判断できないが、とにかく客は自分一人だった。

こういう店にはメニューがない。
更に言葉も通じない。
どうするか?

とにかく自分が飯を食いたいんだという事をアピールするところから始まる。

で、彼女はどうしたかというと、店先に置いてあったカリフラワーをむんずと掴み、僕のところに持って来て
「これ、食べるか?」
というような事を言った。
で、
「炒めるが、それで良いか?」
みたいな事も言った。

オーケー、オーケー。あとは彼女の料理の腕次第だ。

中華とくれば多少体調が悪くてもビールである。
「啤酒有吗?」
と聞くと、普通にドンとビアラオのボトルがテーブルに置かれた。
栓抜がなかったのでラオス人がやるようにライターで開けたけど。。

カリフラワーの炒め物は辛かったけどナイス。ビールとも良く合った。

と、その様子を見ていた女の子が
「ご飯はいるか?」
みたいな事を言ったのでお願いすると、山盛りライスが来た。
いや、さすがにそんなには食えん。
ほかのとこでもそうだけど、中国系の店はほんと飯の盛りが異常にいいんだよな。

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と、こんなおじさんもやって来た。
何族だかさっぱりわからない。
言葉も店の女の子以上に通じない。

金属製の水パイプをぷかぷか吹かしている。
いつもそれを持って歩いてるのか。

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ちなみにこれがウータイのメインストリート。
写真はウーヌア側を背にして、ブンヌア、ポンサリー方面へと向かう道を撮ったもの。
この道をバスで6時間ほど行けばブンヌア。そこから更に7〜8時間行けばウドムサイ。そこから5〜6時間でルアンパバーン。更に9〜10時間でビエンチャンだ。

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ウータイと言えば、その名前の由来にもなっているのがウー川(ナム・ウー)。
ルアンパバーンのパクウーでメコンと合流するこの川は、旅行者に人気のノンキャウ、ムアンゴイ、ムアンクア、そしてポンサリーのハットサーなどを通って、ウータイ、ウーヌアの更に北がその源流となる。

昔、ハットサーからムアンクアまでボートに乗った事があるが、その時、ムアンクアとは逆の上流方向へ行くボートがあったので、ひょっとしたらハットサーからボートでウータイまで行けるんじゃないかと思っていたのだが、これじゃ無理だね。(写真)

これは、ウータイの水力発電所。(笑)

村人たちが作ったもんだけど、舟のモーターを回転させる事によって発電するシステムで、ここだけじゃなくラオスで地方の川沿いの村などに行くとわりと目にする風景なんだけど、ここまで大規模なのは初めて見た。

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それでも宿で電気が使えたのは夜の3時間だけだったけどね。

ポンサリーの人の話によると、中国から送電線を引いてるとの事で、近い将来、このモーター群も撤去されるのかもしれない。

ウータイでお世話になったのはバス乗り場の近くにある食堂のラオス人だった。

元々、コーヒーが飲みたくて行ったのだが、ここのおじさんに
「コーヒーが飲みたいんだけど」
と言ったら、無かったらしく、
「買って来るから待ってて」
と言って、わざわざ粉を買ってきて淹れてくれた。
「私もコーヒーは大好きなんだよ」

送電線の話をしてくれたのも彼だったが、自分が風邪をひいてて調子が悪いと言うと、薬局まで案内してくれたりもした。

ここの店ではフーも出していて、っていうか、たぶんそれがメインで、けっこうな人気店らしく、いつもお客さんが入っている。
中国の飯店とはえらい違いだ。
居心地がいいのでちょこちょこ行ってみたが、その度におじさんは仕事の手を休め、一緒にコーヒーを飲んだりしていろんな話をしてくれた。
これでもウータイは昔と比べればすごく便利になったらしい。

ただ、すごく中国人が増えたね。
言葉も通じないし、困ったね。

なんて事は言っていた。

おじさんの話によれば国境には中国人観光客のためのテーマパークもあるそうで、ここから3時間ぐらいで行けるよとの事だったが、一人で行って面白いのかどうかも疑問だったし、やはり体調も悪かったので今回はパス。

またいつか、良い健康状態で行ってみたい。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
テーマパーク行きたい!
なかじま
2011/09/29 11:12
こんにちは、ご無沙汰しています。
興味深く拝見しました。ポンサリー県の大部分は西双版納からフランスが割譲した土地だそうですね。ラオス人の土地というより山の少数民族の土地なのでしょうか。
いまでもウータイはシプソンパンナーとの関係が深いのでしょうね。
ろっきい
2011/10/20 15:34

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